教員資格認定試験 一次対策と試験当日のこと

🌟対策期間について

4月から対策開始。ⅠとⅡの対策を合わせて350時間ほどしました。

Ⅲ、Ⅳはほぼ無対策で、論文は一回も書く練習をせず臨みました。舐めていたわけではなく、ⅠとⅡの対策に時間を割きすぎて結果的に時間が取れなかったという感じです。

 


⭐️Ⅰについて

教職教養ランナー」を何度もやりました。

教職教職ランナー [2022年度版] (教員採用試験シリーズ)

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  • 作者:東京教友会
  • 発売日: 2020/09/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

認定試験の過去問や、いろんな自治体の教採の過去問を解くことでアウトプットを図りました。

隙間時間には「これだけ覚える教職教養」(教採に合格した友人からのお下がりのため、最新版ではない)を活用し、ひたすらインプットしました。

 YouTubeにある「きょうさい対策ブログの動画も活用しました。

 


試験当日は30分で解き終わり、残り40分は見直しや休憩に充てました。

 

試験結果:16問/20問

 

 

 

⭐️Ⅱについて

私は対策時から受験科目を絞って勉強しました。

理数系は苦手なのでひとまず避け、指導要領の量と知識問題を暗記する負担を考えて社会は外しました(社会は一番多いです)。

生活は解説がとても薄いので、絶対に入れたほうが得です。

その結果、国語、生活、音楽、図工、家庭、体育での受験でした。

はじめは、中古で買った「小学校全科らくらくマスターで大まかな知識をつけ、

教員採用試験 小学校全科らくらくマスター 2022年度

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  • 発売日: 2020/10/08
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 これでは足りないと思ったので「小学校全科ランナー」を買い足しました。

小学校全科ランナー[2022年度版] (教員採用試験シリーズ)

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  • 作者:東京教友会
  • 発売日: 2020/09/25
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 基本的には教採対策の参考書や問題集を使えばよいです。

ちなみに、平成29年3月告示の現行の新学習指導要領に対応してさえいれば、古い年度のものでも問題はないです。

私はフリマアプリで古いものを安く買っていました。

 

しかし、過去問を解いたところまだ足りないと思ったので、「学習指導要領」と受験に関わる全ての「学習指導要領解説を購入し、暗記ペンで線を引きながら何度も読み込みました。

小学校学習指導要領 ―平成29年3月

小学校学習指導要領 ―平成29年3月

 

 

小学校学習指導要領解説 生活編 ―平成29年7月

小学校学習指導要領解説 生活編 ―平成29年7月

 

 

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過去問を見ると、本体から出題されている教科と解説から出題されている教科に分かれるはずです。

両方から出てる教科もあったかな…

必ず過去問どおりに出題されるという保証はありませんが、私はその過去問分析に即して教科によって使い分けをしました。

解説はページ数が多いですが、全て覚える勢いで勉強しました。

過去問がどこから出題されているのかはチェックし、どんな問題が出そうか予測はしましたが、もちろん分からないのでどこかを重点的にというよりはとりあえず何回も読み込みました。

 

Ⅲで体育を選択しようと思っていたので、体育は特に種目や技の名前を表にするなどしてまとめながら、細かく詰めていきました。

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自作のプリントです。

 


試験当日は1時間半で解き終わり、迷う問題がなかったので(自信を持って答えられるor考えても分からない に分かれた)見直しもあまり必要なく、その後の試験に備えて仮眠していました。

音楽はピアノを習っていたので余裕だと思って選択しましたが、過去問でも年によっては点が伸びず、当日も6点しか取れず6教科の中で最低でした。

知識問題が難しく博打になるので、音楽は自信のある方以外は外すことをオススメします。

 

国語と体育は満点でしたが、国語は大学入試くらいの知識がないと安定した得点は難しいのではないかと思います(古典常識や現代文の読解力)。

全体的に過去問より易化の傾向にあり、ひねった問題が少なかったため思ったより得点できました。


試験結果:51問/60問

 

 

 

⭐️Ⅲ・Ⅳについて

先にも書きましたがこれといった対策はできず、とにかく量が多かったので埋めることに精一杯でした。

一応大学受験で小論文を書いた経験はあるのですが、一般的に言われる「論文の書き方」を意識している時間はありませんでした。

「考える」とか「思う」といった語句も使ってしまっていました。

実際に論文作成を練習する時間はなかったのですが、教員養成セミナー教育技術という雑誌を読んで、教育時事や指導例は頭に入れていました。

 教員養成セミナーは教員志望者向けです。

 教育技術は現役教員向けの雑誌です。

 


主張に一貫性を持たせるために、Ⅳは自分の学習指導要領の解釈から書き始め、

こう解釈しているから、こうしていく必要があると思う

 →そのためにどういう策を講じるか」

という書き方をしました。

児童一人一人が存在感を実感する=自己肯定感を高める と言い換え、教育時事問題として自己肯定感の低下がよく取り上げられているので、そこに絡めて書きました。

自分の係の仕事の振り返りをしたり(自己評価する)他人の頑張りを見つけて帰りの会で発表する(他人から褒められる)ことで自己肯定感が上がると考え、そういう活動を行っていきたい、というようなことを書いたと記憶しています。

具体策に関しては、雑誌で見たことを使ったというよりは、自分が小学生のときにやっていた活動を応用させてその場で考えました。


途中まで別紙にⅢの下書きをしていたのですが、これでは間に合わないと判断し、下書きなしで書きました。

部分点を狙うために、完璧ではなくともⅢとⅣの合計4題を同時進行で進めました(Ⅲの①は細かく見ると文字数が少し足りていなかったと思いますが、そこを埋めるより先にⅣに取り掛かる…といった感じです)。

ギリギリまで書いていたので見直しもできていません。