教員資格認定試験 二次対策と試験当日のこと

🌟二次試験

2日間にわたってオンラインで行われました。

 

 

1日目

⭐️論文作成

一番「やらかしたかも」と思っていた試験です。

文字数が最大で800字と少なめだったのと、「具体的に書け」という出題ではなかったために、具体策を書かなかったからです。

翌日の集団討論前に、自己紹介と併せて「昨日の論文・指導案作成で留意したポイント」をグループのメンバーの前で話したのですが、他の方がかなり具体的な活動を述べられていて、こんな詳細を書かなきゃいけなかったのか…と焦りました。

講義を受けての論文作成だったため、

前半で講義内容を軽くまとめてそれに対する自分の意見を、

後半で教員として自分がしていきたいことを書きました。

書き終えた直後は、よくまとめられた〜よかった〜と思っていました😂

対策は「手取り足取り特訓道場」をパラパラ見た程度です。

 

 
⭐️指導案作成

1日目が終わった直後は、これが原因で「もうだめだ…」と絶望していました。

時間がなさすぎて略案が書き終わらなかったからです。

単元計画から作っていき、その中で作りやすそうな時間の略案を書くつもりで作業しました。

なぜか試験時間を30分勘違いしていてペース配分を誤ったことも大きいのですが、大まかな単元計画が終わった時点で残り時間が10分でした。

略案にはどんな活動をするのかだけなんとか書きましたが、細かいところは全く手をつけられず…。

本当に落ち込みましたが、

あんな短い時間じゃみんな書けてないはず!きっと完成度を見る試験じゃない!書き方を覚えるための時間だったんだ!」

と開き直って気持ちを切り替えました。笑

 

全日程が終わってから現役の教員の友達に

現場の先生でもそんな量の中身のある指導案を1時間半で作るのは不可能」

と慰めてもらいました。

今教員になって思うことも同じです。現場でこんなことしません。みんなできません。笑

 

対策としては、教員をしている知り合いから実際の指導案をもらうこと、朱書きの入った教師用の教科書を見ながら実際に略案を書いてみることをしました(算数だったので全く役に立たず)。

しかし総合的な学習の時間は指導案を見たこともなく、完全にノーマークでした。

 

2日目


⭐️集団討論

「昨日の論文・指導案作成で留意したポイント」では、前日に作成した論文に具体策を書かなかったので、書くとしたらどんなことを考えていたのかを口頭で伝えました。

2分を超えないよう、時間を意識してまとめました。

討論では、自分の主張は発言の順番が回ってきたときにしっかり述べることと、他の方の発言をよく聞くことを特に意識しました。

緊張していたのですが、普段対面で人と話すときのように自然に相槌を打ったり、頬が緩んだりしていたと思います。

割と和気藹々とした雰囲気でした。

あとは、グループでひとつの意見にまとめなくてもいい とのことでしたが、他の方の発言でそれまでの論点がズレそうになったときに、その発言を受けての自分の考えを添えながら元の論題に戻れるようフォローしたつもりです。

私の入っていたグループは、〇〇(番号)さんがおっしゃっていたように〜とか、〇〇さんの意見がとてもいいなと感じて〜と発言される方がたくさんいらしたので、最終的にはひとつの結論のようなものが出てまとまっていました。

対策は特にしていません。

 


⭐️模擬授業

1日目の夜、提出したスッカスカの指導案を見ながら授業を組み立てました。

はじめの5分なので、授業の内容には入れません。

おそらく、内容ではなく「先生らしさ」を見られているのだろうと考えました。

1日目の講義の時にいただいた、「授業は開始5分がカギ。失敗してもいいんだという雰囲気づくりをする。めあてと授業の見通しを持たせる。何をすればいいのか子どもにとって分かりやすくする。熱心さ、一生懸命さが大事」というアドバイスを意識しました。

「児童に授業の見通しを持たせる」という体で指導案に細かく書けなかった授業像を試験官にアピールしようと、構想はかなり練りました。

 


前回の内容に関連する雑談(クイズ要素あり)

今日はこんなことも考えながら授業に入っていきたいと思います!

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めあてを読む

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前回こんなことしたよね〜と軽く触れ、今日はこんなことをします!と宣言(途中から外に出るので頭に入れておいてね〜と、見通しを持ちたい発達障害児への配慮)

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前回の復習

 


本番は、「私は女優だ」と言い聞かせてやりました。

「はい!〇〇くん!あ〜惜しいな〜」「だれか助けてくれる人!」「(復唱するように正解を言う)〇〇さん大正解!みんな拍手!」とか一人でやってましたが、試験官は何もリアクションしてくださらなかったので空回り感がすごかったです。笑

中学の恩師に塾上がりの先生がいるのですが、すごいハイテンションで授業内容もスッと入って来る方だったので、その先生の話し方を真似しました。

板書などはせず、斜め後ろを向いて黒板を書くフリをしていました。

話す速度によって制限時間がどこで切れるか変わるので、最後は子どもに意見してもらって板書する場面にして調整しました